何か書こう

考えるための日記

川崎中1殺害事件について

連日放送されている事件で、ほんとに悲惨で悲しい事件が起きてしまって、

聞くたびにつらい気分になる。

どうすれば防げたのか。

いつもそういう話はでるけれども、一向に改善されないのはなぜか。

被害者の親とか学校の先生とかがもう少し何とかしていたらという声が聞こえてくる。

昔は、昭和40年代とか50年代とかもう少し学校の先生に権限があって、家庭の問題にも入り込んでいく先生も結構いたし、今も先生が家庭の問題にも入っていくような権限と時間的余裕を与えられていたら、先生が気がついて手をうてたのかもしれない。

そうすれば被害者だけでなく、加害者がグレる前に適切な指導ができたかもしれない。

経済的に困っている家庭にきちんと経済援助ができていたら、お母さんももう少し生活に余裕をもてて子供の異変に気づくことができたのかもしれない。くたくたに疲れていただろうから。

でもきっと親とか教師とかそういう個人に頼るんではなくて、もっと確実な方法で子供を守る組織を作るべきなのだと思う。

窓口は一つにして、貧困、いじめ、虐待、非行、病気などなんでも簡単に解決できない問題がおきたときに、親や教師、子供本人がメールや電話で相談できて、場合によっては、そこから専門のスタッフがフォローできるようなシステムを作ってはどうかと思う。研修を受けた子育て経験者などが、最初の窓口になってもいい。

電話番号も天気予報のような電話番号にすれば覚えやすい。

昔から悲惨な生育環境の子供はいたが、助けられることも多いはずなのに、時代がかわっても社会の犠牲になる子供がたくさんいるというのは悲しい。