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考えるための日記

ロシア料理パラライカ 神戸三宮

今日は友人たちとロシア料理を食べに神戸三宮中山手通にあるパラライカへ。

ピロシキとロールキャベツとハンバーグをランチセットでいただいた。

ロールキャベツとハンバーグは濃厚なおいしさ。

ピロシキはとてもちゃんと作ったピロシキという感じで脂っぽくなく春雨などが入って

いて食べやすい味。本格的。店では、ロシアの音楽が流れ、店内も広く異国情緒のあふ

れた感じだ。

その後、異人館通や山本通などを探索したあと、西村珈琲の北野坂店へ。

ここは、昔会員制だったところで、中はとてもゴージャスで落ち着いた感じ。

ヨーロッパ調で、お金持ちの豪邸に遊びにいって、お茶しているような気持ちになれる

ところだ。いつものケーキセットをいただいて、ゆっくりさせてもらった。

ソファも気持ちよくて、座っていても全く疲れない。

7月8月限定であるが氷でできた器に入ったアイスコーヒーというメニューがあるら

しい。真夏の猛暑のなか、飲んだらさぞかしおいしそうだ。

神戸は昔はインド人が多くて、サリーをまいた人もよく歩いていたし、港が栄えてい

たころは、今よりも外国の人たちを多くみかけたものだった。

港に入るための順番を待つタンカーが港の沖合にたくさんいて、何度も汽笛が鳴り響

いていた。あのポーッという汽笛の音を最近聞くこともなくなったなと思い出した。

今ほど飛行機での往来がなく、船での行き来がもっと多かった時代。港町特有の活気

と進取の気性というものが街全体に空気となってあふれていた。

この町も阪神大震災でたくさんの歴史的な建物が倒壊してしまい、また、時代の移り

変わりで港の役割がどんどん低下してきたこともあり、なんとなく寂しく元気がなく

なってきている気がする。街の栄え方も時代に沿って変化させていかなくてはいけな

いのだろうけれども、元気がなくなってきた街が元気を取り戻していくことは予想以

上に難しいことなのかもしれないと思う。