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考えるための日記

映画ナイトミュージアム3をみて

今日は映画館でナイトミュージアムをみた。

アメリカの自然史博物館に勤める夜景警備員である主人公と、夜な夜な展示物が命を与えられて、活動する博物館が舞台のコメディ。

ニューヨークの自然史博物館と大英博物館がでてくるが、とても素敵な博物館で、ロンドンの夜景もニューヨークの夜景もとても美しい。

大英博物館の浮かび上がるような夜の佇まいはとてもロマンティックだ。

そして、この前亡くなられたロビンウィリアムズさんが出演されている最後の作品でもある。

ロビンウイリアムズのくしゃくしゃに笑った顔は映画のなかでも印象的で、もう見れなくなると思うととても寂しい。

映画の内容としては、ナイトミュージアム1から見ているが、だんだん主人公や主人公の息子が成長していく過程も充実している。

主人公の息子がどんどんたくましくなり、大人になっていくのも頼もしいし、どんな仕事をしても長続きしなかった主人公が孤軍奮闘する姿も見るものに元気を与えてくれる。

子供って小さい子供だと思っていてもいつの間にか成長して自立していく。そして、大きくなるにしたがって、たとえ、失敗したとしても、自分で考えて自分自身で決めて歩んでいかなくてはいけない。

一方でそんな子供を持つ親は親としての役割を少しずつ終えていく。安堵感とともに、寂しい気持ち、複雑な気持ちになっていく。

子供も親も同じ家族であっても、やがてみんな自分の道を歩んでいかなけれなならないのはどこの家でも同じだ。

でも、親も決して子供が巣立っていって終わりではない。この映画をみていると、人間って本当にずっと成長する生き物で、最後まで自分の人生を自分で創っていけるのだと思う。