何か書こう

考えるための日記

物理の勉強のしかた

息子の学校の理科の先生と話して教えてもらったことだ。

 

その先生は学生時代すごく勉強ができたらしく、京都大学進み、研究職として就職したらしい。そのあと、どういうわけか、理科の先生になられたわけだが、一度、理数教科の勉強の仕方について質問したところ、とてもわかりやすく教えていただいた。

 

物理というのは各単元ごとに山になっているらしい。

私はど素人なので、その辺りは詳しくはわからないが、例えば電気という単元があれば、そればかり集中して勉強するらしい。毎日こつこつというよりは、まとめて集中してやるほうが効率がいいとのこと。そして、その単元を集中してやっていくと、頂上に向かっていくとひとすじの道のようなものが見えてきて、本当に理解できると山の頂上にたったような景色を見渡せるような感覚が味わえるらしいのだ。そのとき、自分はこの分野に関しては理解できたと思うことができるらしい。

先生によると、一度一つの山に登ることができると、次からは登り方がわかっているので、比較的登るのが楽になるとのこと。

それを繰り返し物理のすべての山に登れば、高校物理はすべて満点がとれるとおっしゃられていた。先生によると、物理というのは理解していれば必ず満点がとれる教科で、満点がとれていないのは、理解できていない証拠だとおっしゃられていた。

 

その話をきいて、私はへえ~~っと感動しましたが、こういう話は高校生の頃に聞きたかったと心底思った。

 

ど素人が聞いた話なので、すべての人にこの話が当てはまるかどうかわわからないが、いろいろなことに試してみてもいいのかもと思った。