何か書こう

考えるための日記

夫がシャンプーをやめてみた

家系に禿げた人がいないので、自分は絶対はげないと豪語していた夫の頭頂部からおでこにかけての髪が最近薄くなってきた。いろいろ試していたところだったので、シャンプーをやめるという思い切った方法を提案したところ、珍しく人のアドバイスにしたがい、お湯シャンをスタートすることにした。

 

さっそく2日間シャンプーなしでお湯だけで、洗った。

 

なかなか好調なすべりだしだったのだが、今日さっそく挫折してしまった。

脂っぽくて、耐え切れなくなったらしい。

 

とりあえず、一日シャンプーしたら次の日はお湯にするとかしてみたらとあくまでも、お湯シャンを試させたい私。でも、本当に体質は違うものだ。

 

いい方法だと思っても人にはいろいろと体質があるので、一概にはいかない。薬なんかもあったり合わなかったりするし、食べ物もしかり。睡眠に関しても必要な時間など全く違う。体質だけではない。他人を理解することは難しい。

 

昔、アメリカに滞在していたときに、今まで自分が常識だと考えていたこととか、自分が思い込んでいたことがいかに狭い視野に基づいたものなのかと衝撃を受けた。人はみんなちがっていて、考え方、生きる姿勢などすべて人間というのはひとりひとり本当に違うものだし、違っていて当たり前なのだと心底思った。

 

人間は見た目が似ているから、おんなじことを他人に期待するのかもしれないが、本当はさるとチンパンジー、ときには、くじらとうさぎぐらい違うものなのだ。考え方も感じ方も体質も持っているものも、見た目もバラバラだから、話し合ったり理解しあったりすることが必要なのだろう。そういう意味では話しやすい人というのは理解しやすい人なのかもしれない。